過去へのダイブ~100年分恋した~

ヒナタside



気づいたら俺の近くには大木があって、周りを見回すとどこかの庭だってわかった


「頭…痛ぇ」


この時にはもう自分の名前も歳も覚えていなかった


性格のせいかあまり焦ったりしなかったけど、とりあえず何か手がかりになるものを探した


すると自分の手に何か握られている事に気付いた

「……紙?」


それは一枚の紙だった



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