過去へのダイブ~100年分恋した~


『あの…私道に迷ってしまって!ここ神社ですよね?だから助けてもらおうと思って』


とっさに嘘をついた


少年は溜め息を付き頭をかいた


「悪いが記憶が無い。ここの主が死んでいたから入れ替わっただけだ」


意外な少年の言葉に私は凍りついた


『死んでた?じゃあ…死体は?』


「確かそこら辺に埋めた」


私がいる場所を指差して言った


『え…いやっ!』


慌てて私はその場から離れた



< 9 / 79 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop