Sweet Love
出会い
ねぇ、雄ちゃん。
出会いって突然だったよね。
でも、私はあの時出会って良かった。
だって、今はこんなに幸せなんだもん。



私、野山南(16)。
性格は元気で、これでも周りから何気にモテてますよ。
そんな私には好きな人、彼氏もなし!
最悪な高校生活だよ!!!

「南ー☆」

後ろから声がしてきた。
振り向くと‥

「千波☆」

「今日も楽しんでる☆?」

「千波は楽しんでるみたいだね。」

「それは楽しいよォ!
周りは男だらけだし☆」

「相変わらずだねf^_^;」

「そうだ!今日さ、合コンあるけど行く!?」

「行く行く!」

「決定☆
てかね、今日の相手がめちゃくちゃカッコイイ人達なのさ!」
と、千波はいかにもすごいでしょというように私に言ってきた。そんな千波を見て、私も興味を持って千波に聞いてみた。

「どんな人?」

「明示高校の人^^」

なぬッ!!
明示高校ってめちゃくちゃカッコイイ人が集まってるって言うじゃん!
あっ!
千波のこと紹介しますね☆
桜井千波(16)、私の大の親友♪中学から一緒の上、クラスも同クラばかりなんです。

って話は戻して‥‥
こんなことを考えていると、

「‥‥ッなみ?おーい」

「あっ。ごめーん。」

「話聞いてた?」

「えへッ♪聞いてませんでしたぁ!」

「えへッ♪じゃないよ‥
今日の学校帰りに直だからね!」

「はーい♪
あっ!でもメイク道具忘れたんだよ。」

「知らないよ;」

「ショック~」

「まっ!頑張れ。」

突然だったから何の用意もしてない。
ショック過ぎるよ~。
仕方ないか。

それから、あっという間に時間は過ぎ、放課後。

「千波ぃ~」

「ん?どした?」

「大切な本なくしたー;」

「あの本?やばくない?」

「そうなんだよぉ‥」

あの本とは、私が毎日、書いている日記のこと。
あれは有り得ないことまで書いてあるから、落として誰かが拾うとやばい。

「南!今から探そ!」

「ありがとう~」

そして、ある程度は探した。
だけど、中々見つからず‥
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