Sweet Love
「南~!!早速彼氏とラブラブ遅刻かあ?^^」
「もぉ!千波、人事みたいにさあ!」
「ははッ^^
まあ、ラブラブで何よりです(笑」
「どーも。
てか!侑貴帰って来たんだよ?
知ってた?」
「知らなかった!!」
「あいつったら、誰にも言わずに帰ってきたんだなあ!」
「カッコ良くなってた?」
「まあね。」
「気をつけなよ?」
「ん?何が?」
「ううん!何でもない!」
「そっか。」
そのときの南はなんとなくおかしかった・・・
それから、いつもと変わらない日々を過ごしていた。
今は、屋上なんだけどね。
「なあ、侑貴ってやつさ、南の幼馴染なんだよな?」
「うん!
いきなりどうしたの?」
「いいや。
なんとなく気になってさ。」
「雄也、私は雄也しか見てないからね?」
「おう^^」
と言い、雄也は私にそっとキスをした。
「雄也・・・。」
「ん?」
「最近・・・てか、今日おかしいよ?」
「そんな事ないよ。」
「うそ!
顔みせて?」
そして、私は雄也の顔を向かせた。
その時の雄也の顔は、少し不安そうだった。
「何かあるなら言って?」
「はあ。
南に気づかれたか。」
「言わないと嫌いになるよ?」
「言うって!
俺さ、南にあんまり侑貴って奴に近づいて欲しくない。」
「分かった。
雄也がちゃんと言ってくれたから。
でも何で?」
「男にしか分からないんだよ。」
「そっか。」
「うん。」
「もう、辛い顔しないでね?」
「分かった」
雄也はそう言い、思いきりの笑顔を見せてくれた