Sweet Love
「南、気づいたなら、もう一度、戸山くんに告白したら?」

「でっでも、今付き合えてるし;」

「南、嘘下手ww」

「何で?」

「だって、あの日記無くした以来おかしいからさ、何となく気づいてたんだよ♪」

「千波‥‥」

「大丈夫♪
ばらしたりなんかしないし!」
「ありがとう☆」

「てか、告白しないわけ?」

「したいけど、タイミングが悪いというか‥‥」

「早く告白しないと、その内取られるよ?」

そうだった。
雄也はモテるんだった。
忘れてたよ。
こんなことだったら余計に油断してられないよ。

「千波、私、告白する!」

「よしッ!そのいきだよ☆」

「ありがとう♪頑張るから☆」
そう言って、私は気持ちを整理した。
千波が親友で良かった。
私って幸せ者なんだね。
ありがとう。

そして、私は、明日の放課後に気持ちを正直に伝えると決めた。
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