終電、





土日はバイトを探した。

家の近くの本屋で火曜日面接をすることになった。







月曜日の朝、志織からメールがきた。




[志穂〜♪今日お昼一緒に食べない?]


[いいよ(^ω^)じゃあ食堂のテラスで会お!]













そしてお昼。






私はホットドッグとミルクティーを買ってテラスで待っていた。



「志穂!!」


志織はグラタンを買って私の前に座った。



「志織、達也さんとどうなったの?」




「うん、そのことなんだけど…




付き合うことになった!!」




「良かったじゃん!!!」



「うん!達也さんが告白してくれたの!」



「そっかあ!おめでとう!」



自分のことのように嬉しい!
2人お似合いだし…これから志織ののろけ話いっぱい聞こうっと!







「でもね、やっぱり達也さんのサークルには入らないことにしたんだ。サッカーよくわかんないし…高校のときからダンスやりたくて。」



「ダンス、志織に合ってる!サークル一緒じゃないほうが新鮮味があっていいじゃん。」




かるい気持ちで言ったこの言葉。
あとで深く考えなきゃいけないときがくるなんて…。





「だよねっ!」

「うんっ!」





私たちは笑顔でわかれて、三限に臨んだ。









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