終電、





「修さん。」


「ん?」




「ぎゅってしてください。」




私、彼氏でもこんなセリフ言ったことない。





修さんは、

「しょうがねーなあ。」



って笑ってぎゅってしてくれた。



おっきい修さんの中にすっぽりとおさまってしまう私。






修さんの匂いと温度はすごく落ち着く。









時間が、止まってしまえばいいのに。













.
< 76 / 80 >

この作品をシェア

pagetop