サンタからの素敵な贈り物
午後9時20分…



「タク!!」


目の前に病院が見えると、メイは全速力で走った!



今頃タクは、緊急オペの最中のはずであった。



しかし、病院に着くと『手術室』の扉の上の灯りは消えていた…


(タクは?……
きっと助かったんだ!)




おそらく、麻酔が解けるまで処置室かどこかにいるのだろうと思い、居場所を探しに廊下を引き返そうとした時…


「八神さんですか?」


あの電話の声と同じ看護士がやって来た。

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