サンタからの素敵な贈り物
こうしちゃいられない…なんとか今日中にプレゼントを全部配り終えなければ!


「仕方ない…『アレ』を使うか……」




サンタは、緊張の面持ちで隣りの部屋のドアを開けた。






機械式の時計のフタを開けると、大小様々な大きさの歯車やそれを繋ぐリンケージなどが沢山見える…
サンタが入っていった部屋は、まさにそんな感じの部屋だった。


「これ使うの、初めてなんじゃよ…
うまく作動するだろうか…」



サンタは、機械の端に突き出している
『L字型』のクランクハンドルを握り締め、せっせと左回りに回し始めた!

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