サンタからの素敵な贈り物
♪♪♪♪♪♪


「あっ♪タクからだーー♪」


携帯の液晶には、
『タク』の二文字…



「タク?」













『メイか?
あのさーー?そっちに行くには、山手線に乗ればいいんだっけ?』



「モシモシ♪タク、今どこに居るの?
……だったらーー
『山手線』より『中央線』のが早いよ♪…うん待ってる♪早く来てねーー♪」



メイは、朝方4時までかかって作ったケーキを落とさないようにしながら、バッグから鏡を取り出し『とびっきりの笑顔』の練習を始めた。



そして30分後…





駅の雑踏の中から、白い息をはきながらこちらへ歩いてくるタクの姿が見えた。



メイは、とびっきりの笑顔でタクのもとへ走り寄った!










『タクーー♪
メリークリスマス♪』



終わり

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