サンタからの素敵な贈り物
第2章メイとタク
12月25日午後8時
東京…
「きっとキミは来るーーさぁーー♪
2人きりのクリスマスイブ-ー♪」
毎年クリスマスの度に流れるあの名曲を替え歌にして歌っているのは…
八神メイ…20歳
彼女はこの場所で、ひとりの男性を待っていた。
遠距離恋愛中の彼と、4ヶ月ぶりに会えるのである。
本当は、24日のイブに会いたかったのだが、彼の仕事の都合で今日になってしまった。
「いいもんね-ー♪今日だってクリスマスなんだから♪」
彼女にとっては、そんな些細な事はどうでもよかった。
4ヶ月ぶりに『タク』に会える!
電話やメールではなく、手を握り…あの笑顔を間近で見られるのだ!
メイにとっては、それが何よりのクリスマスプレゼントなのであった。
東京…
「きっとキミは来るーーさぁーー♪
2人きりのクリスマスイブ-ー♪」
毎年クリスマスの度に流れるあの名曲を替え歌にして歌っているのは…
八神メイ…20歳
彼女はこの場所で、ひとりの男性を待っていた。
遠距離恋愛中の彼と、4ヶ月ぶりに会えるのである。
本当は、24日のイブに会いたかったのだが、彼の仕事の都合で今日になってしまった。
「いいもんね-ー♪今日だってクリスマスなんだから♪」
彼女にとっては、そんな些細な事はどうでもよかった。
4ヶ月ぶりに『タク』に会える!
電話やメールではなく、手を握り…あの笑顔を間近で見られるのだ!
メイにとっては、それが何よりのクリスマスプレゼントなのであった。