サンタからの素敵な贈り物
この日の為にメイは、1ヶ月かけてタクに渡す白いマフラーを編み、ゆうべは朝方の4時までタクと一緒に食べる為の手作りケーキを焼いていた。
「早く8時半にならないかなぁ-ー♪」
マフラーの入った紙袋をブラブラさせながら、メイは駅の時計に目をやった。
8時15分…あと15分でタクに会える!
タクに会ったら最初に何て言おう…
やっぱり『メリークリスマス』かな。
駅前のショップに飾られたイルミネーションの点滅に同期するように、メイの鼓動もトクン、トクンと弾んでいるようだった。
「早く8時半にならないかなぁ-ー♪」
マフラーの入った紙袋をブラブラさせながら、メイは駅の時計に目をやった。
8時15分…あと15分でタクに会える!
タクに会ったら最初に何て言おう…
やっぱり『メリークリスマス』かな。
駅前のショップに飾られたイルミネーションの点滅に同期するように、メイの鼓動もトクン、トクンと弾んでいるようだった。