サンタからの素敵な贈り物
「おそーーいっ!
もう8時45分だよ!」


タクは、まだ現れなかった。


こんな時は、1分が10倍位に感じられる…


「遅れるなら、電話くらいくれたらいいのに…
でもまぁ、遠くから来てくれるんだから多めに見るか♪
アタシって優しいなぁーー♪」



メイは、バッグから携帯を取り出し、以前タクと交わしたメールの履歴を見ながらひとりニヤニヤして時間を潰していた…

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