やっぱり好きだった










「女子も可愛いじゃねぇか!」

「先生変態だ~」


先生は腕を組みながら変態じゃねぇって叫んでいた。




「あ、木下はいるか?」

「?はい」


私は先生に呼ばれらから前に出てきた。




「お…おぉ~!!!」

「めっちゃいい!」

「さすが木下さん!」



いきなり男子が騒ぎ出したから驚いた。



私は今すぐにでも着替えたい。


堂々としている女子はすごいと思う。





「?先生どうしたんですか」

「木下はさすがだな」

「…何がですか?」

「お前、今日一日大変だぞ」



そう言って笑う先生は一体何が言いたいだろうか。




結局呼ばれたのはそれだけで、なんの意味もなかったらしい。






そして始まった文化祭。


























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