やっぱり好きだった
クリスマス








今日はクリスマス。


街にはカップルが賑わい、イルミネーションがダイヤモンドのように光り輝く。




毎年、家族で過ごしていたクリスマス。


でも今年は少し違う。




それは、私にも彼氏が出来たから…。



まさか彼氏とクリスマスを過ごせるようになるなんて、夢にも思ってなかった。










そして今、いつもの駅で待ち合わせ。



服装も少し頑張ってみた。


カバンの中にはちゃんとクリスマスプレゼントも入ってる。


前の日から準備していた。






ドキドキした気持ちで彼を待つ。









「華夜」


後ろを振り返ると、彼が立っていた。



「翔君…」


なんでだろう。


ドキドキする。



クリスマスってたけでこんなにも気持ちが高ぶるんだろうか。


そんな自分が恥ずかしい。
















< 39 / 49 >

この作品をシェア

pagetop