君の音色
 
「のん!!お前だけだっ
俺の味方「これ以上バカになったらもう、うちらの手に負えないよ?」

「どういう意味だっ コラ」


その言葉を聞き、のんに突っ掛かるワン。

「ナイスだ のん」


のんとワンのやり取りに笑う誠二。
俺はその様子を見てのんに聞いてみる。


「もしかして のん…当たり出た?」


「…コウに祈ってないのにね」

ニヤリと笑い、当たりと書いてある棒を皆に見えるように見せピースをする。
ワンは間抜けな顔をして見るとのんは「いってきまーす」と言い残してコンビニに入って行った。


「な、何でだよーー」



この後、泣きそうになっているワンの姿を見て爆笑したのは言うまでもない。



 
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