ココロ -不良校に舞うサクラ-
望「それより心愛、そろそろお風呂に入る時間だよ?」

心「俺は最後で良い。少し流してくる」

望「へ? うん。あたしは部屋にいるね」


私はバイクのキーを持って出ていった。

夜の風は少し冷たいが、心地良い。

途中、会いたくない奴らを見かけた。



下1「…オイ、あれ! 心愛さんじゃねぇか…!?」

下2「うぉ! マジだ! 裕太さん、心愛さんが…!」

裕「テメェら! 心愛を追いかけろ!!」


案の定追っかけてきた。

念のため、スピードを上げる。

ま、アイツら如きには捕まらないと思うが。



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