宵闇
重み。
今、貴方の幸せを心から願うことなんて

今のアタシにはできません。

もっと時が経たなければ

貴方を許すことすらできないでしょう。

抱えてるこの重みが苦しくて

毎夜、枕を濡らします。

こんな果てにさえなっても、貴方を想うのです。



なぜなのでしょう・・・?

今のアタシにはまだわかりません。

ただ、苦しいだけなのにこの『重み』を捨て去ることができないのです。



どうか神様、アタシを助けてください。

この重みから逃す術をお教えください。

そして願う心を与えて欲しいのです。

毎夜、泣くのは最後だと言い聞かせながら、

今宵も枕を濡らすことでしょう・・・。
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