小さな心と大きな手
何度も何度も心の中で母を殺しては、勇輝が傷つかないように私は、抱き締めた。
『お姉ちゃん。。僕、なんかしちゃったのかなぁ。。』
目をうるうるさせながら私に聞いてきた。
『勇輝は、なんにもしていないよ。。お母さん病気だから。。』
その言葉を聞くと涙を流して勇輝は、言う。
『僕たちを嫌いなのも病気??』
私は、言葉が出なくてしばらく考えた。
《そんな病気があるわけない!!》
怒りと寂しさを押し殺して言葉にした。
『お姉ちゃんお母さんの病気もなんでも治せるお医者さんになるから。』
勇輝は、大きくうなずいた。
『だから何かあったときは、お姉ちゃんに言いな!!絶対勇輝を守るから。。』
私は、勇輝と固い約束をした。
嘘なんかじゃないよ。
勇輝を守りたい。。その心だけは、生きていたんだ。
『お姉ちゃん。。僕、なんかしちゃったのかなぁ。。』
目をうるうるさせながら私に聞いてきた。
『勇輝は、なんにもしていないよ。。お母さん病気だから。。』
その言葉を聞くと涙を流して勇輝は、言う。
『僕たちを嫌いなのも病気??』
私は、言葉が出なくてしばらく考えた。
《そんな病気があるわけない!!》
怒りと寂しさを押し殺して言葉にした。
『お姉ちゃんお母さんの病気もなんでも治せるお医者さんになるから。』
勇輝は、大きくうなずいた。
『だから何かあったときは、お姉ちゃんに言いな!!絶対勇輝を守るから。。』
私は、勇輝と固い約束をした。
嘘なんかじゃないよ。
勇輝を守りたい。。その心だけは、生きていたんだ。