彼氏とメル友との上手な付き合い方


先生が黒板の端の方まで訳を書き終えると同時にベルが鳴った。


この先生は、時間通りに終わってくれるから

何となく好感を持てた。


廊下の方を見ると、

パンを手に持った俊が覗き込んでいた。


私は急いでカバンを持って俊のところに駆け寄った。


背後からいくつかの刺すような視線を感じながら。


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