彼氏とメル友との上手な付き合い方


私は、ただ単純に怖かった。


怖くて真希ちゃんの満面の笑顔を直視できなかった。


「・・・怒ってないの?」


「ん~?とりあえず放課後残っててね~。」


とぼけた口調で語尾を伸ばしながら、


グループの子達が群がる彼女自身の席に戻っていった。


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