彼氏とメル友との上手な付き合い方
休憩時間。
前の席で、同じグループの沙知絵が振り返る。
「ねえ!最近俊くんとどうなの?なんか後輩の女と仲良くない?」
「んー。今日話し合いするけど。」
普段気を使いまくりの私だけど、
この時の私は
沙知絵の顔色をうかがうことなくぶっきらぼうに答えていた。
「そっか。うまくいくといいね!」
そんな私に少し驚いていた沙知絵だけど、
本当に心配してくれてるようだった。
「ありがとう。またそれについて話すね。」
気を使いすぎるのも、
もうやめようと私は思った。