彼氏とメル友との上手な付き合い方


その日もまた、興味のない俳優の話が始まったから

私は1人でトイレに行くことを選択した。


席を立ち上がって、
窓際を見た途端そこにいた俊と目があった。


そして、

「よ、遊びに来たよーん。」


と気の抜けるような挨拶をしてきた。



私の隣にはいつの間にか真希ちゃんがいた。


違う弁当グループなのに、

何て移動するのが速いんだろうと感心していると、


「羽柴君と相沢君だぁ~!」


と、隣の瞬間移動が得意な女の子は叫んでいた。


< 70 / 246 >

この作品をシェア

pagetop