彼氏とメル友との上手な付き合い方


古文の先生がだるそうに訳を黒板に書いている。


私の座る後ろの席からは筆圧が薄すぎてか、

読めない字がほとんどだった。


みんなが必死に黒板をノートに写す中、

私は教科書も置いてない机に突っ伏した。


ポケットの中のケータイが振動する。

< 99 / 246 >

この作品をシェア

pagetop