俺とアイツの関係






「また…逢おうね」



彼女に笑顔を向けて言う



「……?」



彼女は意味がわかっていないから、頭にクエスチョンマークが浮かんでいる



「じゃ」



と言って、掴んでいた腕を離して急いでいるはずの彼女より先に音楽室を出た。






今日からなんだか面白くなりそうだな



もうこのまま新居に行ってみよう



でも場所がわからない




「もしもし母さん?家の場所教えて」



「サボるの?珍しいわね。わたしも今、あなた達の家にいるから」


サボっていいのかよ…


しかも居るのかよ。



「面白いわ。アイツ」



俺が言った意味がわかったのか母さんは家の住所と


「仲良くね」


とだけ言って、電話をきった







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