俺とアイツの関係
「いえ、わたしは…」
断ろうと思ったんだろう。オドオドしているわりに口調はっきりしている。でも、そんな奈々の願いは届かず
「わたしも賛成です」
「わたしも〜」
なんて声がちらほら聞こえる
「じゃあ、城島よろしくな」
担任もそれに乗っかって奈々を委員にした
小さくため息をついている奈々はそっとしておこう
「じゃー男子は…誰かしたい奴いるか〜?」
……………
男子やる気ナシ。
まぁ奈々と一緒ならじゃあ…
「僕がやります」
手を挙げて担任に向かって言う
女子がざわつく
「おー。じゃあ南、よろしくな」
簡単に決まったな
「はい」
あんまり学校では一緒にいれないから、一緒にいる時間が増えてよかった(←家でも一緒にいるだろ)
「先生!」