俺とアイツの関係
―――――ガラッ
保健室のドアを開けると保健医は居なくて
他に誰もいない…?
「奈々…?」
と言っても返事はナシ。
奥のベットで寝てんのかな
閉まっていたカーテンを開けると、居た(←勝手に開けちゃ駄目ですよホントは。)
熱あんじゃねぇか…?
顔が少し赤いし、息が上がってる
額に手をあてると案の定
「熱い…」
「んんっ―…冷たい…」
奈々が目をとじたまま俺の手を握ってきた
起こしたか
「誰…?………健斗?」
うぉっ!
わかったんだな
なんか嬉しいわ。
「帰るか?竹田さん呼ぶか?」