俺とアイツの関係
「奈々〜大丈夫か〜?」
学校が終わり家に帰ると奈々はテレビを見ていた
額に冷えピタを貼って。
「ん〜なんとか…熱は少しずつ下がってるし大丈夫だと思う」
ならよかったわ。
「最近、大変だしな疲れ溜まってたんだろ。薬飲んだか?飲んだら早く休めよ」
俺がそう言うと奈々はフフッと笑った
「……なんだよ」
「いや、意外にお母さんぽいな〜って……優しいし」
お母さんっぽいか…
ってか
「俺はいつでも優しいと思いますけど?俺が優しくないとでも?奈々さん」(←お母さんっぽいっていうのにはあんまツッコまないんだ…)
奈々にじりじり詰め寄った
「……わたし、病人ですよ?」
引き攣った笑顔で言う奈々
お察しがよろしいようで
「俺にうつしちゃえばいいんだよ」
そう言い、俺は奈々にキスをする