俺とアイツの関係








「ふっ…んんっっ」


絶対起きてるわ。


「んあっ…も…だ…めっ」






「寝たふりしたろ。」

「すみません」


奈々が限界になったところで唇を離し、座らせた。



「健斗がなんか上の空だし、呼んでもこっち向いてくれないですし、無視されているのかと思ったんです。わたし何かしましたか…?」


うるうるの目で訴えてくる奈々


「ごめん。」
引き寄せて抱きしめた。


「今日奈々、雰囲気違うじゃん。いつもより増して可愛いし、綺麗だし。俺さ、物凄くドキドキしてこれでも理性抑えるのに必死なの。だから、なるべく見ないようにしてた。上の空だったのも、ずっとお前の事考えてたの。」


なんか、カッコ悪いわ…








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