俺とアイツの関係









「南先輩…」









昼休み。
元と食堂に行こうとした時、声をかけられた。



「お話があるんですが…」

俯きながら、喋る女は…一年か。(←ネクタイの色が学年ごとに違うからわかる)

周りからキツイ視線を送られているが、彼女はびくつきながら、なんとか耐えているみたいだ。



「俺、先教室行っとくわ」

元がそそくさと去っていく


「どうかしました?」


女に聞いてみるが、返事は声が小さくて、何を言っているのか聞こえない。


「場所かえよっか」


視線をビシバシ感じていては女はなにも話せないだろう


女と共に空き教室に入った









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