俺とアイツの関係
確かめ合う愛。









「ゴメン…」


「信じてたのっっ…でも、三嶋さんが電話してきてっ別れてって言われて…でも、わたし別れたくないっ!
たとえ、健斗が三嶋さんを好きでも、わたしは負けないくらい好きなの…健斗が大好きなのっっ!」


初めて見る感情任せに泣く奈々


いてもたってもいられなくなり、すかさず抱きしめた


強く…強く。
離さないように。







「俺が好きなのは奈々だけ。」


「だ、だって…」



「本当、嘘偽りは全くない。あの写真は、あの女…三嶋に嵌められたんだ。」


「は…めっられた?」


まだ息が整ってない奈々の背中を摩りながら、ゆっくりと昨日あったコトを全部話した。










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