俺とアイツの関係








放課後。


「大きいですね。」


わたし達の前にそびえ立つ大きなビル。



「ここが香織ママの会社ですか…」


「久々に来たな〜」


「来たコトは…ありますよね」
息子ですもん。



「最近は来てなかったけど、小学生の時とか毎日来てた」


「そうなんですか」



早速中に入り、受付のお姉さんに社長室まで案内してもらった


別に健斗はわかると言って断ったんだけど「遠慮せずに」なんて言われて…


理由はわかりきっているけど。


お姉さんの目がハートになっている。
健斗に向ける熱視線が…


やっぱり誰がみてもカッコイイんだよなぁ。









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