俺とアイツの関係
百合をベットに寝かせてから、リビングに戻った。
「新堂、大丈夫か?」
健斗が心配そうにしていた。
健斗にとっても大切な二人だよね。
昔から一緒に居るんだもんね。
「…大丈夫とは言い切れません。わたし、全然妊娠とかの知識がないですから」
「こっち」
膝の上をぽんぽんと叩き、手招きされている
…行くべきでしょうか。
ここは素直に従ったほうがいいのかな。
反抗する気力もないしね。
おとなしく座ったら、ぎゅっとシートベルトのように手で身体を固定された