俺とアイツの関係
†健斗side†
やっぱりか…
次の日、学校に来てみると校門に人が、がやがやと…
今は少し離れた場所で、車の窓から覗いている
「これほど学校に来たくないと思った日はありませんよ…。女子の皆様に殺されます」
車から出るのを渋っている奈々が一言。
「奈々様、これは必ず来る試練ではないですか。奈々様なら大丈夫ですよ」
竹田さんが奈々の背中を押すように言う
「何を根拠に言ってるんですか…」
女子って怖いよな…
俺のファン達とかどうすんだろ…
でも、
「俺が守る…だから行こ?ほら、手」