俺とアイツの関係







「は、はい…」



怖ず怖ず差し出された手を握り



「奈々は俺のモノだし、俺は奈々のモノなんだから胸張っとけばいいんだよ」



「はいっ。」



笑顔でコクンと頷いた奈々。


あー。キスしてえ。


なんで、そんな俺を誘うような顔するかなあ…



「早くしないと遅刻しますよ?」


「行こうか」


邪念を振り払って車を出た。




…やっぱ、人気のないところでしてやろ。(←野望)









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