俺とアイツの関係







「やっぱり、カッコイイなぁって♪男は顔ですよねぇ〜」


うっわぁ〜…
なんだコイツ…


「じゃあ他にもカッコイイ人いるでしょう。健斗はわたしのです」


「この前、電話でも言ったよね。」


俺が付け足すと


「わかってる。でも欲しいモノは欲しいのよね」


「無理です。帰りましょう健斗」



奈々は俺の手を引っ張って教室から出た




「好きですよ、南せんぱ〜い」


後ろから三嶋が大声で叫んでいた


「君を好きになるコトはないよ」


と、俺は叫び返した


本当に無理だから。
奈々だけが好き。








< 477 / 499 >

この作品をシェア

pagetop