俺とアイツの関係
「あっ、あの…指輪…」
「もうつけてもいいだろ?」
はめてくれたんですね。
健斗も左手薬指に指輪をはめていた。
なんか…凄く嬉しいです。
「もっとこっち」
「は、はい…」
ち、近いですよ…
隙間なく抱きしめられて、わたしの心拍数は加速していく
「まさか昨日、奈々がいきなりあんなコト言うとは思わなかったな〜♪」
意地悪に笑いながら言う健斗。
「その話はやめにしましょうよ…」
「嬉しかったんだよ。ってな訳でキスしていい?」
どんな訳ですか…
「んっ…」
答えを聞かれるコトなく、キスされた