*幼馴染み*
「早くしなさいよー本当に遅れるよ!」
そういって、
由南は俺の髪をクシャクシャした。
「分かってるからぁー後、30秒!!」
俺は、
真っ赤になった顔を隠しながら
超特急で着替えた。
急いで家を出ると、由南は待っていた。
俺らは、
小学校の頃から
一緒に学校に行っていたから、
中3になった今も一緒に行く。
そんな俺らの仲は友達の中でも有名だ。
からかわれるのは、慣れてきた。
てか、俺としては嬉しい。
でも、由南はどう思ってるのだろう。
からかわれて嫌なのか!?
そんなことを考えていると後ろから
祐己がやって来た。