《完》流されオンナ流、幸せの見つけ方
「すいません。

自分でも気持ちの整理が
ついてなくて、どんな
顔して会えばいいか
わからなかったから……」





そう告げた声に、
真山さんがかすかに息を
飲んだのがわかる。





「じゃあ今日呼び出した
ってことは……。

気持ちに、整理が
ついたってことか?」





「―――ハイ。そうです」





_
< 223 / 271 >

この作品をシェア

pagetop