《完》流されオンナ流、幸せの見つけ方
ゴツゴツしてて、
けっして心地いい感触じゃ
ないはずなのに――。



あたしの体は、慣れたその
感触に喜びを感じてる。




やっぱり、斗弥の手が好きだ。







………フッと。




その感触に触発されたのか
もうひとつ別の感覚が、
肌によみがえった気がした。
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