大好きなんだよ!?
【梓】
「さて、行こうか」
「はいはい」
流依と2人で先にゲーセンに行き、話していた。
そもそも何でこの4人なのか、それは単純。3年間クラスが同じで、席も近かったから。
その時、あたしの頭に激しい痛みが…
原因はもちろん悠斗のチョップ。
「いったーい!何すんの!」
「よっ、騒ぎっぷりもバカまる見えだな」
「うるさいあんたよりマシ。追試11回くん♪」
「追試10回がよく言うなぁ」
「あたしが1回少ないもん」
「一緒だろ」
「一緒にすんな」
あたし達はビリとビリから2番目を3年間守り続けてきた。
「コラッ、バカ2人!つまらない張り合いはやめなさい!」
『はい…』
いつもの流依のツッコミであたしと悠斗のバトルは幕を閉じた。
「さ、プリクラ撮ろうか」拓磨が仕切り直してくれた。ありがとう、2人とも!
あたしはやっぱりブタみたいにされて写った。
はぁ、またやられてしまった…
【悠斗】
やっぱり梓はかわいいな。怒っているのも可愛すぎる。俺、ベタ惚れだな。
とりあえず告白はまだできない。
高校ですれば、まあいいか。
そう、俺達4人は同じ高校に進学する。
さ、荷物の準備をしないとな。あ、トランク持ってなかったっけ。
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