空へ。‐夢の先‐
蓮「じゃーお前ら元気でな〜〜〜♪♪!!」
「「「ばいばーい!」」」
寮の前で荷物を持って、みんなで手を振る。
それぞれのペースで荷物を持ち上げて家に帰っていく。
ちょうどとなりに、成二がいた。
紗姫「まだ行かないの?」
成二「おう、」
紗姫「なんか寂しくなるねぇ、」
成二「まだ稽古残ってんだろ」
紗姫「それもそうなんだけどさ」
気づけば2人で座り込んで、ダラダラと寮の前を動こうとしなかった。
成二「……つかお前それ、運べんのかよ」
成二が指したあたしの大荷物。
紗姫「あ、うんこれは…、」
「前川〜〜〜!!!」
あたしの声を遮って聞こえてきた大声。
紗姫「橋口〜!田中〜!こっちこっち!」
成二「……………?」
車を運転してる田中と、その助手席に乗った喜美。
その横を原チャリで走ってくる橋口に
気づかれるように大きく手を振った。
橋口「荷物多ッ!!」
田中「ったく、俺無免なんだぞ」
喜美「紗姫ー!お疲れ様っ!」
ぎゅっと抱きついてくる喜美に
嬉しくなってあたしも抱きつき返した。
紗姫「ありがとう喜美!」
田中「よし、じゃぁさっさと運んじまうか」
橋口「重ッ!!」
紗姫「あ、ごめんね」
田中「………前川、後ろの人は?」
荷物を車に運び終えた田中が指さしたのは、あたしの後ろで座ってる成二だった。
紗姫「あ、成二!一緒の劇団の!」
「「「え!」」」
あたしがそう言うと、見事に3人が声を合わせた。
喜美「あれが例の!?」
田中「前川の好きな「うるっさい!!!」
でかい声で騒ぎ始める3人を必死に止めた。
成二がこっちを怪しそうに見るから…。
「「「ばいばーい!」」」
寮の前で荷物を持って、みんなで手を振る。
それぞれのペースで荷物を持ち上げて家に帰っていく。
ちょうどとなりに、成二がいた。
紗姫「まだ行かないの?」
成二「おう、」
紗姫「なんか寂しくなるねぇ、」
成二「まだ稽古残ってんだろ」
紗姫「それもそうなんだけどさ」
気づけば2人で座り込んで、ダラダラと寮の前を動こうとしなかった。
成二「……つかお前それ、運べんのかよ」
成二が指したあたしの大荷物。
紗姫「あ、うんこれは…、」
「前川〜〜〜!!!」
あたしの声を遮って聞こえてきた大声。
紗姫「橋口〜!田中〜!こっちこっち!」
成二「……………?」
車を運転してる田中と、その助手席に乗った喜美。
その横を原チャリで走ってくる橋口に
気づかれるように大きく手を振った。
橋口「荷物多ッ!!」
田中「ったく、俺無免なんだぞ」
喜美「紗姫ー!お疲れ様っ!」
ぎゅっと抱きついてくる喜美に
嬉しくなってあたしも抱きつき返した。
紗姫「ありがとう喜美!」
田中「よし、じゃぁさっさと運んじまうか」
橋口「重ッ!!」
紗姫「あ、ごめんね」
田中「………前川、後ろの人は?」
荷物を車に運び終えた田中が指さしたのは、あたしの後ろで座ってる成二だった。
紗姫「あ、成二!一緒の劇団の!」
「「「え!」」」
あたしがそう言うと、見事に3人が声を合わせた。
喜美「あれが例の!?」
田中「前川の好きな「うるっさい!!!」
でかい声で騒ぎ始める3人を必死に止めた。
成二がこっちを怪しそうに見るから…。