空へ。‐夢の先‐
沙也香「めっっちゃウマい〜〜〜!
里緒ほら、こっちも食ってみ?」
里緒「さんきゅ!…やっべうめー!」
まるで我が家のように騒ぎながらリビングのテーブルで出されたお菓子を頬張る2人。
笑喜と唯喜も一緒になってはしゃいでる。
紗姫「ちょ、母さん何入れてんのせっかくの家族水入らずなのに、」
母「あら、いいじゃない別に!
可愛い子たちじゃない♪」
紗姫「いや〜…」
里緒「そーいや紗姫ちゃん、紗姫ちゃんの妹さんどこなんすか?」
紗姫「…あ、そうだ。そういえば麻姫は?」
母「麻姫ね…、最近全然家に帰って来ないのよ、」
紗姫「え、まじ…?」
沙也香「……………」
麻姫とまともに話したのは、1年前の喧嘩が最後。
何となくは察してたけど、やっぱり荒れたのか…。
里緒「うちらとタメなんしょ?
会いたかったのになー!」
母「ごめんなさいね」
沙也香「……………」
仁喜「麻姫も麻姫だけどよ、
紗姫、お前章介と連絡ついたのか?」
急に真剣な顔であたしに話しかけてきた仁喜。
紗姫「それがまだ!1年間ずっと連絡つかなくて…
毎日のように留守電入れてたのにかけ直してこなくてさ!」
仁喜「俺も直接会ったのはお前が寮に入った頃で最後なんだよ。
悠太から聞いたけど、あいつ今ヤバいらしい。
実は悠太も章介のために大学やめたんだ。
…お前が稽古に集中できなくなったらって思って言わなかったけどな」
紗姫「……どういうこと?」
─────────…
その頃・寮
龍「なあ、賢人、お前ほんとにここ買い取って良かったのか?」
賢人「うん、あんなマンションよりこっちのがいいって思ってさ。
会社すぐそこだし
里緒と沙也香と美子だけじゃ危ないしね」
龍「そうか」
里緒ほら、こっちも食ってみ?」
里緒「さんきゅ!…やっべうめー!」
まるで我が家のように騒ぎながらリビングのテーブルで出されたお菓子を頬張る2人。
笑喜と唯喜も一緒になってはしゃいでる。
紗姫「ちょ、母さん何入れてんのせっかくの家族水入らずなのに、」
母「あら、いいじゃない別に!
可愛い子たちじゃない♪」
紗姫「いや〜…」
里緒「そーいや紗姫ちゃん、紗姫ちゃんの妹さんどこなんすか?」
紗姫「…あ、そうだ。そういえば麻姫は?」
母「麻姫ね…、最近全然家に帰って来ないのよ、」
紗姫「え、まじ…?」
沙也香「……………」
麻姫とまともに話したのは、1年前の喧嘩が最後。
何となくは察してたけど、やっぱり荒れたのか…。
里緒「うちらとタメなんしょ?
会いたかったのになー!」
母「ごめんなさいね」
沙也香「……………」
仁喜「麻姫も麻姫だけどよ、
紗姫、お前章介と連絡ついたのか?」
急に真剣な顔であたしに話しかけてきた仁喜。
紗姫「それがまだ!1年間ずっと連絡つかなくて…
毎日のように留守電入れてたのにかけ直してこなくてさ!」
仁喜「俺も直接会ったのはお前が寮に入った頃で最後なんだよ。
悠太から聞いたけど、あいつ今ヤバいらしい。
実は悠太も章介のために大学やめたんだ。
…お前が稽古に集中できなくなったらって思って言わなかったけどな」
紗姫「……どういうこと?」
─────────…
その頃・寮
龍「なあ、賢人、お前ほんとにここ買い取って良かったのか?」
賢人「うん、あんなマンションよりこっちのがいいって思ってさ。
会社すぐそこだし
里緒と沙也香と美子だけじゃ危ないしね」
龍「そうか」