空へ。‐夢の先‐
プロローグ
ずっとつまらなかったあたしの日常は
少しずつ輝きだしていた。
“俺についてこい”
“俺はヒメのファンだよ”
“ずーっとずーっと応援してる”
“…このクソアマ”
1人の男との出逢いによって
あたしの世界は
一気に輝きを増した。
あの日、あの場所で
あたしは夢を見せられた。
あの日、あの場所で
あたしはこの世界に、恋をした。
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