空へ。‐夢の先‐
──────夜。
ついに寮に入って、ある程度荷物を片付けて集会所に集まっている。
前には龍くんが立つ。
龍「全員揃ってるな。
よし!!明日から一年間、みっちり稽古だ!
みんなよろしくな」
「「「はい!」」」
幸平「あれ?今日からじゃないんすか?」
龍「今日はいろいろ忙しいからな。
まずはこれを配っておくから、時間ができたらやるように!」
龍くんが最初に配ったのは、滑舌の本。
それからは予定表などを全員に配って、話が続いた。
龍「───…じゃあ一年間の大幅な流れや稽古の詳しい内容はこれで終わりだ。
何か質問はあるか?」
誰も手を挙げないのを確認すると、龍くんの表情が少し和らいだ。
説明中、里緒と沙也香がだるそうにしていて
私語を始めたので後ろから麗奈と小突いた。
龍「よし、ないな。
良かった、ちゃんと言えた(笑)」
賢人「何言ってんですか!大人でしょ(笑)」
龍くんが安心したように笑って、みんなもそれにつられて笑った。
ピーンポーン…
───ガチャッ
そのままみんなで世間話に突入していると、ドアが開いて誰かが入ってくる音がした。
龍「あ、来た来た!」
龍くんは一瞬、子どものような笑顔を見せた後、ドアノブを握った。
────ガチャッ
百合「わ!、沢木さん!」
龍「町田さん、ありがとね」
百合「いえ、みなさんお仕事でおしてしまって…遅くなって申し訳ありません!」
龍「気にしないで、
はい、じゃあ今から俺が何らかの形で稽古に出られない日や
時間ができた日に来てくださる指導員を紹介する。
普段から俺がお世話になってる人たちだから、失礼のないように!
入ってきたらしっかり挨拶しろよ!」
百合さんの荷物を受け取って、テーブルに整理しながらあたしたちに向かってそう言った。
ついに寮に入って、ある程度荷物を片付けて集会所に集まっている。
前には龍くんが立つ。
龍「全員揃ってるな。
よし!!明日から一年間、みっちり稽古だ!
みんなよろしくな」
「「「はい!」」」
幸平「あれ?今日からじゃないんすか?」
龍「今日はいろいろ忙しいからな。
まずはこれを配っておくから、時間ができたらやるように!」
龍くんが最初に配ったのは、滑舌の本。
それからは予定表などを全員に配って、話が続いた。
龍「───…じゃあ一年間の大幅な流れや稽古の詳しい内容はこれで終わりだ。
何か質問はあるか?」
誰も手を挙げないのを確認すると、龍くんの表情が少し和らいだ。
説明中、里緒と沙也香がだるそうにしていて
私語を始めたので後ろから麗奈と小突いた。
龍「よし、ないな。
良かった、ちゃんと言えた(笑)」
賢人「何言ってんですか!大人でしょ(笑)」
龍くんが安心したように笑って、みんなもそれにつられて笑った。
ピーンポーン…
───ガチャッ
そのままみんなで世間話に突入していると、ドアが開いて誰かが入ってくる音がした。
龍「あ、来た来た!」
龍くんは一瞬、子どものような笑顔を見せた後、ドアノブを握った。
────ガチャッ
百合「わ!、沢木さん!」
龍「町田さん、ありがとね」
百合「いえ、みなさんお仕事でおしてしまって…遅くなって申し訳ありません!」
龍「気にしないで、
はい、じゃあ今から俺が何らかの形で稽古に出られない日や
時間ができた日に来てくださる指導員を紹介する。
普段から俺がお世話になってる人たちだから、失礼のないように!
入ってきたらしっかり挨拶しろよ!」
百合さんの荷物を受け取って、テーブルに整理しながらあたしたちに向かってそう言った。