恋詩








でも、私には出来ないよ。




佑を困らせたくないよ。





佑の負担にはなりたくないんだ。





だから、私は引き留められなかった。





去っていく佑の後ろ姿を




ただ黙って涙をこらえながら




見ているしかできなかったの。





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