ヴァンパイア2~貴方の秘密~




「……優美、人間はどうだい??血なんかもういらないのかい??…」


薫の姿はとても恐ろしい。
全てを憎み、全てを捨てた。


ただ、1人の少女のために…――――



「あ…優美、記憶消させてもらうよ。君にはあいつらの記憶なんて必要ないし汚いでしょ??」



優しく頭を撫でながら
言う言葉は残酷であった。




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