ヴァンパイア2~貴方の秘密~



「……いや、すまない」


楓は自分の服についたホコリを払う


「やはり…ダメか」
「何が………?」

「いや、こっちの話だ」


楓は少し考え込んだ
何を…………?


……―――っ
どうしてだろう……

まだ、楓の温もりが
消えないの。

首筋にある…楓の温もり
私……どうしてッ…


「優美?」
「…ん……?」


楓はニッコリ笑う





< 33 / 342 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop