愛しの不良様☆




ここは、私も自己紹介?




「・・・羽川柚、1年生です」




よろしくは致しません。




正直、不良は苦手ですから。



・・・・・・ナンパしてくるから。




なんて思ってるのは、私だけの秘密にしておこう。














「柚ちゃん、咲斗に気に入られてるねー」





咲斗がお菓子を買いに行って、私もカズと飯高蓮哉に慣れて来た頃。




カズが嬉しそうにそう言ってきた。





「どこが・・・?」





私がそう聞くと、待ってました!と言わんばかりに口を開いた。





「まず1つ!咲斗、女の子と話さないんだよ?」




「私、女の子として見られてないんじゃない・・・?」





そう言うと、カズはこんな美人な子を女の子として見ないのはおかしいから!と言って爆笑。




私はカズを無視してスティック菓子を食べる。








< 20 / 37 >

この作品をシェア

pagetop