愛しの不良様☆
「あー、笑った」
しばらくして、そう言って涙を拭くカズ。
そのまま一生笑ってなよ。
と、笑えないから八つ当たりしてみたり。
まぁ、口にはだしません。
「で、2つめー。咲斗は、女の子に優しくしませーん」
「まぁ、話さないんだからね」
「あ、そっかー」
なんともほのぼのした会話だなー。
カズは3つめはね?と首を傾げてる。
・・・カズ、可愛いな。
カズは私のこと小さいって言ってたけど、カズだってそこまで大きくない。
私が157だからカズは165ぐらいかな?
小さいからこそカズも飯高蓮哉も可愛いんだけどね。
「ゆーずーちゃん?聞いてる?」
「あ、ごめん。聞いてなかった」
「えー、もっかい言うよ?」
ふて腐れてるカズも可愛い。
女の私よりも可愛いなんて・・・・・・。
ちょっとショックだな。
「だからー3つめは、ここは女の子が入っちゃいけないんだよ」
「・・・・・・え」
じゃあ私、駄目じゃない?